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今回ご紹介するのは、DVD Decrypterを用いたDVDの作成方法です。日本語化設定が必要なDVD Decrypter紹介に加え、代替方法もご紹介します。
目次
DVD Decrypterは、DVDのディスクイメージをリッピングすることができるフリーソフトです。1999年から利用されており、ノルウェーが発祥のソフトです。現在は公式サイトが閉鎖されており、ミラーサイトからダウンロードすることが可能です。
基本的な機能のみが搭載されたシンプルなソフトですが、現在も世界各国にたくさんのファンを持つソフトになっています。
では、DVD Decrypterを利用する際にはどのような手順が必要なのでしょうか。ダウンロードから細かく見ていきましょう。
まず、DVD Decrypterを検索し、英語版をダウンロードします。ダウンロード自体は英語にはなっているものの、一般的な手順で行っていけば、特に難しいことはなくダウンロードできるでしょう。ダウンロード完了後、インストールを行います。
インストールが完了したら、DVD Decrypterを日本語で利用する準備をします。
インストール後、DVD Decrypterを開いても日本語表示は選択できません。そこで、専用の日本語化ファイルをダウンロードします。ダウンロードしたフォルダを保存した後、zipファイルを展開します。「ddec3540_jp.exe」というファイルが日本語化ファイルのため、ダブルクリックで実行します。
実行後、「日本語化します」という画面が表示された後、「バージョン英語から日本語に更新します。よろしければはいをクリックしてください」という画面が表示されるので、「はい」をクリックします。
この後必要な日本語化が開始され、再度DVD Decrypterを開くと日本語で起動されます。この時、日本語での起動を確認できれば、日本語化完了の合図となります。
ここまで実行したら、一度DVD Decrypterを閉じ、アイコンを右クリックして「プロパティ」を選択します。互換性タブを開き、「互換モードでこのプログラムを実行する」にチェックを入れて、プルダウンでご自身のパソコンを選択します。
「適用」をクリックすれば、互換性などの心配もなく利用することができるでしょう。
では、DVD Decrypterはどのように利用するのでしょうか。
まず、ご自身のDVDのデータをDVD Decrypterを用いてパソコン上に保存します。上部の「モード」タブから「ISO」を選択し、「読み込み」をクリックします。読み込み元にDVDドライブを選択し、好みの保存先を選択の上、画面左下にあるDVDディスクのアイコンをクリックすると読み込みが完了します。
その後、先ほどの「モード」タブから「書き込み」を選択します。フォルダアイコンをクリックし、先ほど読み込んだデータを選択後、DVDドライブを指定し、DVDディスクのアイコンをクリックすればDVDへの書き込みが完了します。
DVD Decrypterの準備が大変という方にオススメなのが、DVD Decrypterの代わりとなるDVD Memoryです。
DVD Memoryとは、ワンクリックでDVD作成ができるソフトです。高品質でDVDへ書き込むことができるため、手軽にも関わらず品質が高いDVD作成を実現することができます。
あらゆる形式に対応しているため、形式変換などをせずに手軽にDVD作成を行うことができます。
Step 1「DVDディスクを作成」をクリック
まず、TOPのメニュー画面から「DVDディスクを作成」をクリックします。「DVDディスクを作成」をクリックすると、以下のようなインターフェイスが登場します。
Step 2画面中央の「画像やビデオを追加」部分の「+」表示から、自身のパソコンにあるDVDデータを読み込みます。
Step 3読み込んだ動画を確認する
ここまで実施できたら、読み込んだ動画を確認します。必要に応じてエフェクト編集ができるため、簡単な加工を行う場合にはこのStepで実施します。
Step 4作成をクリック
動画の加工などを行ったあと上部の作成タブへ進み、「DVDを作成」をクリックしたら完成です。
DVD Decrypterは最初のダウンロードやインストール、日本語化が手間ですが、一度設定してしまえば何度も簡単に利用できます。ただし、英語版のダウンロードに恐怖心がある方や、操作が上手くできないのでは?と懸念する方は、ぜひDVD Memoryを利用してみてはいかがでしょうか。
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