/ カテゴリー: 写真スライドショーの作り方
Windowsのバージョンが10になり、内装されているアプリが増えて、写真やスライドショーの扱い等、より広い使用用途に応えられるようになっています。 新しく内装された「フォト」というアプリは、Windows 10で写真や音声を簡単な使い方で組み合わせスライドショーを作成できるようになっています。
この記事を読んでいる皆さんにはWindows 10を使って「フォト」アプリの使い方を知って頂き、簡単にスライドショーを作ってみましょう。
Windows 10に標準で入っているフォトですが、いきなりプログラムの操作や使い方を知る前に、どういう構成にするのかを軽くメモをして、それから使っているパソコンに素材となる写真や音声等を入れておきましょう。Windows 10に入っているフォトの機能には基本的な編集方法や素材の組み入れが簡単に出来る様になっていますので、最初は慣れるつもりで進めてください。
Windows 10のフォトでスライドショーを作成するには、スタートから「フォト」を起動すると左上から「コレクション」「アルバム」「人物」「フォルダー」のメニューがあります。
新規でスライドショーを作る場合は「アルバム」をクリックし「新しいアルバム」をクリックします。
次にパソコンに保存した写真や動画の一覧が表示されます。ここでは日付順に並んだ素材データの右上にはこれから使用する写真の選択をする四角いマークが表示されますので、クリックをしてチェックマークを入れます。右上の青い「作成」ボタンをクリックするとあまり手を加えられていない状態のスライドショーが再生されます。
まずは上部にあるタイトルを書き入れるためペンマークをクリックし、スライドショーのタイトルを入力しましょう。下部には先に選択したスライドショーで使う写真が表示されています。ここから様々な効果を組み入れますので、右下にある「編集」をクリックしてください。
Windows 10のフォトでスライドショーを再生すると音楽や効果音は既に設定されており、変える時はフォトアプリ内、または前もって準備した音源素材を使う事になります。
画面が変わり3つの画面「プロジェクトライブラリ」「ストーリーボード」「再生プレビュー」に分かれます。途中に元のプロジェクトライブラリに戻りたい場合は左上角にある左矢印「←」をクリックします。
Windows 10のフォトでスライドショーを再生すると各画面の表示時間は3秒が最初に割り当てられています。 「ストーリーボード」の右側には組み入れる効果のメニューがあります。「タイトルカードの追加」はオープニングに使う文字情報のシートを挿入します。
1枚の写真を指定すると左側に空の無地シートが挿入されて、このタイミングでメニューの「期間」は表示時間、「テキスト」か「背景」をクリックすると画面が変わりタイトルの文字挿入と効果・背景色の指定画面になります。
先ほど挿入された無地シートに文字を挿入します。ここは、文字の表示時間の長さ、スタイル、位置のカスタマイズができます。
また各写真1枚に対して出来る効果は写真の全体的な動きを入れる「モーション」、画面にキャラクターやマーキングアニメーションを貼り付ける「3D効果」、写真の色調や全体的なモザイクを施す「フィルター」、写真の「回転」等があります。
既に設定されて「BGM」は他のプリセットに変更できます。もしパソコン内に収録された音楽を入れたい場合は、隣の「カスタムオーディオ」はオリジナル音声を入れる時に使います。
イメージ通りのスライドショーが出来たら最後に右上の「ビデオの完了」をクリックすると画面が変わり「ピクチャ」フォルダ内にエクスポートされ終了した後、スライドショーが再生します。
Windows 10のフォトでスライドショーを作成すると「mp4」という形式になりますが、写真・音声・動画等の素材が組み合わせた結果、容量が大きくなってしまいDVDのようなメディアに保存する必要が出てきます。しかしWindows 10のフォトで完成したスライドショーをDVDへ書き込むには、他の書き込み専用ソフトを使わないとできないようになっています。
またWindows 10のフォトで作ったスライドショーは一度mp4で保存すると全体的な再生の時間変更を行う時はプロジェクトからの編集をやり直さなければなりません。 たとえば作成したパソコンとは別なマシンで編集するためWindows 10のフォトでスライドショーを編集しようとしても、表示する画像の順番を変える事も出来ないのです。
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