/ カテゴリー: iMovie
Mac OSためのiMovieは2017年4月から無料ダウンロードできるようになりました。たくさん撮りためた写真や動画を上手く使って、格好良い映像にして残したいと思うことはないですか。iMovieは動画編集初心者にとっていいツールだと思います。特別インターネット上で公表して世界中の人々に見てもらうためだけではなく、今という瞬間は二度と来ないけれども、楽しかった時の想い出を映像として残すことで、その時に感じたことを色褪せないで残すことができるのではないでしょうか。
まず最初にMacのiMovieの使い方としては画面を開いて左上にある新規+ボタンを押して、ムービーを選択します。iMovieでこれから作りたい動画のイメージのテーマに該当するものがあればそれを選び、特になかったらテーマなしを選んで、保存する名前を決め入力すると画面左上にムービーができます。
注意しないといけない点としてはiMovieで同じ名前の動画があると最初に保存した動画に上書き保存してしまうので最初の動画が消えてしまいます。それぞれムービーには違った名前をつけるようにして動画が消えてしまうことを防止した方が良いです。
取り込んだ動画や写真のカットを画面の左下のタイムラインにドラッグ&ドロップで移動させます。そうすると時間軸に動画を追加していけます。映像を作る順番などを考えながら動画を並べていきます。
普通に取り込んだビデオクリップには不要な部分が残っている場合は、その不要な部分を切り取り、見せたい映像だけにします。
ムービーを開始するときの全体を説明するのに使うタイトルを決めます。「タイトル」を選択していろんなタイトルアニメーションのパターンを選んでタイムラインにドラッグ&ドロップします。
紫色の旗の部分が適応させた部分で、旗を右に延ばすとタイトルと表示時間がのびます。
トランジションとはクリップからクリップへと切り替わる時の演出や効果のことで、それを行うことでビデオの映像表現を自由にすることができます。
トランジション効果の変化する速度などを微調整したい場合は、まずビデオクリップ同士の継ぎ目のマークを右クリックして、「詳細編集を表示」を選択します。次にビデオクリップが上下に並びますので、それぞれの継ぎ目にしたい部分をずらして調整します。右上のビューアに適応された実際の映像を見ることができます。
映像を盛り上げるために音楽や効果音を追加します。画面左上のBGM素材や効果音にアクセスします。iMovie標準のBGM素材が表示されるので気に入ったBGMをドラッグ・ドロップするか、ダブルクリックするとタイムラインに読み込めます。もし、BGMはビデオクリップより長い場合は、ビデオクリップに合わせて切り取りや追加作業をすることができます。手順はビデオクリップのトリムと同じです。
BGMをクリックして、左右の端に小さい円があります。これをドラッグすることでボリュームが徐々に下がる調整をできます。
このように動画を撮影したらファイルの共有のファイルを選んで、映像の解像度を調整して指定した場所に出力するムービーのファイル名をつけて保存すると書き出しができます。
関連記事:iMovie(Mac版)で音楽・動画の音声を編集する詳細方法
このようにMacのiMovieを使って簡単に映像を自由に編集して、自分だけにしかできないオリジナルの映像を作成することができます。ただ想い出を映像に残すだけでなく、世界中に発信できるような映像を作ることも不可能ではありません。映画監督になった気持ちでもっとiMovieを活用して素晴らしい作品ができたら最高です。
1. テーマや名前を決めてムービー作成
2. ビデオクリップを追加して編集する
3. タイトルや字幕を追加する
4. トランジション効果の追加する
5. 音楽を追加して書き出しする
を順に解説しました。
> DVD作成の基本とコツ > iMovie > iMovieの使い方:Macで写真のカットや音楽で動画を編集する