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通常のパソコンとしての使用感はそのままに、あらゆるアクセサリを追加することで自分好みのカスタマイズを施せるのが特徴のSurface(サーフェス)。携帯性や作業環境に合わせて様々な仕様に合わせて本体を選ぶことが出来ることも長所の一つですが、Surfaceの難点の一つとして度々挙げられるのが、「メディアドライブが搭載されていない」という点です。
そんなSurfaceでDVDを再生するにはどうすればいいのでしょうか。
目次
最も簡単な方法として、「外付けのDVDドライブを接続して使用する」というものがあります。SurfaceにもUSBポートはありますから、そこに接続してDVD再生ソフトをインストールすれば、あとはお好みのDVDを読み込ませるだけで、再生することが可能です。
また、お手持ちの動画ファイルをDVDに焼くことでオリジナルのDVDメディアを作成し、それを再生することもできます。これは後記でご紹介させていただきますソフトウェアを使用することで簡単かつ快適に行うことができます。
ただし、注意することとして、お使いのMicrosoft Surfaceのバージョンによっては外付けのDVDドライブに対応していない場合がありますので、購入や接続を行う前に、ご自分のSurfaceが対応しているかネットで互換性を調べておくのが良いでしょう。
なおSurface proシリーズは基本的にUSB3.0規格となっているので、殆どの外付けDVDドライブの規格と合致すると思われますが、例外も無いとは言い切れませんので、簡単に調べておくと良いかもしれません。
一口にDVDドライブと言っても多くの種類がありますから、どれを選べばわからない、というのは当然です。ですのでここではどのようなDVDドライブが良いのかご紹介させていただきます。まず基本的なこととして、USB3.0規格のものが良いでしょう。USBは表記されている数数字が大きいものほど転送速度が高くなりますので、より快適な動作を求めるのであれば、現状最も大きな規格の3.0を選ぶのがおすすめです。
次に重視する項目としては、読み込み速度です。これが高いものほど高性能で、高価になっていくのですが、今回はDVDを再生するということが主な目的ですので、6~8倍程の読み込み速度を持つものを選べば問題ないでしょう。
個人的なおすすめの外付けDVDドライブは「purple7薄型 スーパーマルチドライブ 」です。読み込み速度も十分で、300g程と非常に軽量でコンパクトなのも利点です。
上記においてUSBは3.0規格がオススメとご紹介いたしましたが、USBそれ自体のケーブルにも善し悪しが存在します。USBケーブルには一般的に使用されるtype‐Aと呼ばれるものや、今日まで普及しつつあるtype‐C等があります。Surfaceは基本的にUSB3.0のtype‐Aが搭載されていますから、この規格を搭載したものを選べば良いのですが、自分の好みに合った製品が対応していない、ということもあり得ます。その場合は、互換性を持つUSBハブなどを利用すると良いでしょう。
type‐AのUSBは上下は逆だと刺さらず、中々に上下を間違えやすいので、その規則性の無いtype‐Cをハブを利用して使用するとストレスなく運用することが可能です。
再生ソフトにも様々な種類が存在します。無難なものであれば、「Windows Media Player」がSurfaceやその他WindowsOSが搭載されたPCには標準で搭載されていますので、これを使用するのが簡単かつ最短です。 フリーソフトなどもネット上には多く出回っていますので、ネットで調べてご自分の用途に合ったものを探して導入するのも良いですし、または販売されている有料のものを導入するのも良いでしょう。有料物のほうがより高画質で再生できるという利点や、市販のコピー防止の加工が施された映像も再生することが可能という特徴があります。
DVD再生ソフトの特徴についてご説明をさせていただきましたが、同様に書き込みの手順が初めての場合はどのようなソフトをダウンロードすれば良いかわかりませんよね。ドライブそれ自体に付属のソフトがあればそれに越したことはありませんが、当然全てにそれが含まれているとは限りません。
そんな中でもおすすめなのが、「DVD Memory」。誰でも簡単にDVDを作成することが出来ます。
DVDを再生するだけならば、上記のように再生ソフトがダウンロードされたSurfaceに接続されたDVDドライブに読み込ませることで可能ですが、例えばお持ちのMP4等の動画ファイルをDVDに取り込んで再生する場合などにこのソフトウェアは役立ちます。
Step1. ソフトを立ち上げ、「ワンクリックでDVDを作成」という項目を選択します。
Step2. 画面中央の「画像やビデオを追加」という項目をクリックし、自分のパソコンの中から任意の動画ファイルをドラッグ&ドロップします。
Step3. 最後にプレビューをクリックして動画の確認を行い、問題がなければ作成ボタンを押しますことでDVDの作成が行えます。完成後は、既製品と同様に再生することが可能です。
通常のPC以上にコンパクトで使いやすい。それでいて高スペックなSurfaceを今よりも使いこなすことが出来たら、もっと快適なPCライフを送ることが出来ます。周辺機器の接続で様々な拡張が行えるので、今回ご紹介したDVDドライブは勿論のこと、その他様々なアクセサリを試行して、自分好みのSurfaceの作業環境を構築してみるのもまた一興です。
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