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ブルーレイディスクの普及率は年々上昇した昨今ではブルーレイディスクを自分のパソコンで見たいという需要も増してきています。
しかし、DVDと違ってドライブや再生ソフトが対応していないようなケースも多く、なかなか見られないで悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事ではPCでブルーレイを再生する方法について詳細にまとめていきます。
目次
PCに内蔵されたブルーレイ再生に対応したドライブがあるかどうかを確認しましょう。もしあれば特に何かを用意する必要はありません。そのドライブを使って再生しましょう。
mac bookのようにそもそもドライブがない場合や、たとえドライブがあってもブルーレイ再生に未対応の場合は外付けのドライブを別途用意する必要があります。
ブルーレイの需要が高まっている最近は外付けブルーレイドライブも増え、ブルーレイが普及し始めた頃と比較して安価で質の良いものが手に入るようになりました。
ここでいくつかオススメをご紹介します。
特徴: 230g、9.5mm超軽量、薄型ドライブ、4Kブルーレイ対応
対応メディア: BD-ROM/BD-R/BD-RE/M-Disc
書き込み速度: 最大6倍速(ブルーレイディスク)
本体サイズ: 133×146×14mm
特徴: 高速書き込みが可能。USB3.1に対応
対応メディア: BD-ROM/BD-R/BD-RE/LTH/M-DISC
書き込み速度: 最大16倍速(ブルーレイディスク)
本体サイズ: 158×220×50mm
・特徴:色や質感までMac仕様、TyoeCに対応、付属し最新のMacにもそのまま接続可能
・対応メディア:BD-ROM/BD-R/BD-RE/M-Disc
・書き込み速度:最大6倍速(ブルーレイディスク)
・本体サイズ:133×142×14mm
ブルーレイ再生に対応したドライブを準備したら次は再生ソフトを用意しましょう。現在PCで使用している動画再生ソフトがブルーレイディスク対応出ない場合はソフトをダウンロードする必要があります。
ここではオススメのブルーレイディスク対応再生ソフトを5つ紹介します。
Aiseesoft blu-ray playerはWindows、Mac両OSに対応した有料ブルーレイ再生ソフトです。
シンプルなインターフェースで誰でも迷わず直感的に操作できる点が最大の特徴です。また、AACS対応を始めとした多くのコピープロテクトキーにも対応しており網羅的に市販・レンタル・自作を問わずブルーレイ再生が可能です。
Aiseesoft blu-ray playerは有料ですが、無料体験版も用意されているのでまずは無料体験版を使用し、使用感を確かめた上で購入を検討できます。
VLCはオープンソース開発の無料高機能再生ソフトとして世界中で有名なソフトです。元はフランスの大学生が開発したというから驚きですね。
ブルーレイをはじめ多くのファイル形式に対応しており、ストリーミング再生も可能です。
注意点としてコピーガードがついているブルーレイディスクは追加のインストール、設定をしないと再生できません。詳しく調べて設定ができる自信がある方のみオススメです。
WinDVD Pro12の特徴はコストパフォーマンスの高さです。有料再生ソフトの中では安価ですがクオリティは高く3D再生機能にも対応しています。全世界で3億本以上の売上を記録していることからも信頼性の高さは担保されるでしょう。
対応OSはWindowsしかないので注意が必要。
DVDFab プレーヤー6は4K Ultra HD Blu-rayまで網羅した再生ソフトです。ローカルメディアライブラリーを作成、整理できたり、ディスクロード時間を短縮していたりと多機能です。
ただし、無料版には制限があるので本格的に使用しブルーレイ再生をおこないたい方は有料版を購入する必要があります。有料版にはスタンダードとウルトラエディションの2種類があり、機能の高いウルトラエディションは10,000円近くするのでコストパフォーマンスという観点では少し疑問です。
Leawo Blu-ray Playerはmac OS Windows OSを問わず使用できる無料動画再生ソフトです。日本人向けのサポートも充実しており、データをMP4に変換してPCにダウンロードする機能が特徴。
名前にBlu-ray Playerとつく通りブルーレイディスクの再生に特化しており、機能を追加すれば外部字幕をいれることや、コード調整も可能になります。
高度ですがブルーレイ再生に細かいことを求める方にはオススメです。
pcでブルーレイが再生できない原因は一つに断定できるものではなく、一つずつ潰していくしか解決の糸口はつかめません。
ここでは代表的なブルーレイが再生できない原因とその対処法について紹介します。
ブルーレイディスクは容量が大きい代償としてディスクの傷やよごれに弱いという特徴があります。
DVDとブルーレイのディスクサイズは同じですが、単層同士で比較しても5倍以上ブルーレイの方が容量は大きくなります。
ここでA4の用紙を想像してください。この上に0.3mmのシャープペンシルと極太マジックペンで情報を書き込むときどちらが情報量を詰め込めるでしょうか?DVDとブルーレイを比較したとき似たようなことが起きています。
そして細かい字で書き込みをおこなう0.3mmシャープペンシルの方が紙の破れや傷に繊細に反応してしまうのです。
対策:
軽いキズの場合には最悪再生できない箇所を飛ばせば残りは再生できる可能性があります。また、専用のディスククリーナーを使うことで復旧できる可能性があります。
ドライブがブルーレイ未対応の場合、ブルーレイを再生することはできません。
多くのディスクはDVDには対応していますが、普及し始めて日の浅いブルーレイは未だ未対応のドライブも多いのです。
対策:
自分のPC内蔵ドライブ、または外付けドライブがブルーレイ再生対応のものか確認してみましょう。
もしドライブが未対応の場合は先程「Part1.PCにドライブがあるかどうか確認」で紹介した外付けドライブを購入することで再生可能になります。
PC内の再生ソフトがブルーレイ未対応の場合、ブルーレイを再生することはできません。
ドライブと同様に未だ未対応のソフトが多く、PC購入時に搭載されている再生ソフトは未対応の場合がほとんどです。
対策:
PC内にブルーレイに対応したソフトがインストールされているか調べます。デフォルトで再生する設定のソフト以外にも動画再生ソフトがインストールされている方はそのソフトがブルーレイに対応しているか検索してみてください。
対応しているソフトがない場合、「Part2. ブルーレイディスク対応の再生ソフト5選」を参考にブルーレイ再生対応ソフトをインストールすれば再生可能になります。
市販、レンタルのブルーレイにはAACSと呼ばれる著作権保護目的のコピープロテクトが付与されています。ブルーレイ対応のソフトでもこのAACSに未対応だと一部ソフトを再生できない場合があります。
またAACS対応の再生ソフトでもAACSキーがアップデートされていない場合には再生できないケースがあります。
対策:
再生ソフトがAACSに対応ソフトか調べ、そうでない場合にはAACS対応のソフトをインストールしましょう。
また、AACS対応ソフトであるにもかかわらず、再生できない場合、ソフトのマニュアルに従ってAACSキーの更新をしてみましょう。
PCでブルーレイ作成をおこないたい場合「DVD Memory」が最もオススメです。「DVD Memory」はブルーレイやDVDがワンクリックで簡単に焼けるのはもちろん、なんと動画編集まで可能で、メニュー画面も数多くのテンプレートから選ぶだけで作成ができてしまいます。
これだけの機能を搭載しながら有料ソフトの中では比較的安価でコストパフォーマンス面でも申し分ないソフトといえるでしょう。
実際にDVD Memoryで動画をブルーレイに書き込む手順を追ってみてどれだけ簡単かを確認してみましょう。
DVD Memoryを起動。メニュー右上端の「Blu-rayディスクを作成」を押します。
ブルーレイに書き込みたい動画をドラッグ&ドロップで読み込み準備完了です。
読み込んだ動画の順番変更や編集、メニュー画面の作成をおこないます。
順番変更は画面左側に並んだサムネイルを入れ替えるだけ、編集もやれることは高度ですが、直感的でシンプルなので安心です。
メニュー画面はテンプレートから合ったものを選び項目を埋めるだけで完成。
プレビューで全体を確認し、不満がなければ書き出しましょう。作成タブからワンクリックで書き出し可能です。
編集を省略するとファイルをドラッグ&ドロップで並べて作成をクリックするだけでブルーレイ作成ができました!簡単ですね!
PCでブルーレイを再生する方法まとめの記事はいかがだったでしょうか。慣れないうちは何が何だか分からず、困ってしまいますがこの記事を読みながら一つずつ原因を潰していくことで必ずPCでブルーレイが見られるようになるはずですよ!
またブルーレイ、DVDを問わず書き出しをする予定がある方は紹介したDVD Memoryをぜひお試しください。簡単にハイクオリティなブルーレイ作成ができる体験はあなたを虜にしてしまうかもしれません。
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