/ カテゴリー: ブルーレイプレーヤー
Windows7・8などのPCを使っている時に、ブルーレイが再生できないトラブルで悩んでいる方は少なくありません。せっかくのソフトや機材が台無しではもったいないですから、エラーの原因や対処方法はチェックしておきたいもの。この記事では考えられるトラブルの原因の他に、対策についても掘り下げてみていくことにします。
PCはスムーズに動作すると便利な代物ですが、特に初めて行おうとする作業や、アップデートした機能については問題が生じてストレスの原因になることも少なくありません。ブルーレイに関しても例外ではなく、ドライブを買って付けてみたのに再生できなかったり、対応と書いてあるのに動作しないといったトラブルはしばしばあります。
このような時にはPCごと買い替えてしまうのが手っ取り早いですが、きちんとトラブルの原因を調べていくと、よりリーズナブルかつ迅速に問題を解決できる場合もあります。方法は難しくないので、気軽に試してみると良いでしょう。
ブルーレイは著作権保護のために、強力なセキュリティーが搭載されています。これはHDCPと呼ばれるもので、モニタとPC本体と接続ケーブルの全てが、この企画に対応していなければブルーレイを再生することはできません。
対応しているかについては、グラフィックスにNvidiaを使っている場合には、コントロール画面から確認できます。モニタにしてもケーブルにしても、製品紹介ページに行けばHDCPへの対応があるかどうかは明記されているので、確かめておきましょう。全てのデバイスがHDCP対応にならなければ、ソフトを入れ替えたりしても効果は期待できません。
BDが再生できない場合には、ひとつずつ問題を確認していくことで原因を絞り込むことができます。まずBDに傷がないかどうかは要チェックです。コンディションが悪いと再生できません。ドライブがブルーレイに対応していることは当然重要ですので、表記を確かめて下さい。CD-DVD専用では再生不可能です。
ここまでやって問題がなければ、再生ソフトが原因の可能性が考えられます。Windows 7やWindows 8のパソコンに適合し、品質も良い再生ソフトをインストールしてみましょう。
ブルーレイの再生に関してはWinDVD 10に定評があります。VLCメディアプレーヤーなども一応は対応しているのですが、市販やレンタルBDでは再生できないケースがしばしばあるため、有料ですがその分は信頼性に優れたWinDVD 10の利用がおすすめです。
名称はDVDとなっていますが、もちろんブルーレイ対応バージョンも出ているので、これを探してみましょう。昔からよく利用されてきたソフトで、再生が遅い時の他に、途中で止まるようなエラーが有る場合にも解決できる可能性があります。
WinDVD10も万能ではないので、こちらでエラーが出る時には他のソフトを使ってみるのも選択肢です。無料から有料まで提供しているブルーレイプレーヤーはいろいろありますし、試してみるのも良いでしょう。無料体験版が用意されているものもありますので、気軽にチェックできます。
更にBDドライブのドライバが古くなっていることがあるので、こちらも確認しておきましょう。最新版に更新することで、問題を解決できる可能性があります。また、パソコン自体のBIOSが原因になっている場合もあるので、初期化してみるのも一手です。
パソコンでブルーレイが見られない、または不具合が生じる時の対策をまとめてきました。せっかく買ったソフトが見られないような場合は気分はよくありませんが、この記事が解決の糸口になればと思います。
再生できない原因は色々ありますが、慎重に考えられる要素を確認していけば、最終的に絞り込めるケースは少なくありませんので、ぜひ諦めずにトライしてみて下さい。
> DVD作成の基本とコツ > ブルーレイプレーヤー > 【厳選】ブルーレイ(BD)が再生できない原因と対処