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OSがWindowsのPCなら、DVDをパソコンで再生するという人は少なくありません。ただ、OSのバージョンによっては再生ソフトが標準搭載されてない事も十分あるので注意が必要です。搭載していても、システムの不具合によって再生出来ない事もあります。DVDを楽しむためには、再生するための環境を整えることが大切です。 ここでWindowsでDVDが再生できない時の対処法及び要注意のポイントを解説します。
当然ですが、DVDを再生するためにはソフトやアプリの他にドライブも必要になってきます。ただし、インストールしたりドライブを用意する前にまずはPCに入っているOSのバージョンを確認してください。Windows 7までなら、DVD用のソフトは最初から標準搭載されているので改めてインストールする必要はありません。
一方、Windows 8以降は標準搭載されていないので自分でOSに対応したものをインストールする必要があります。また、ドライブもPCで使っているOSに対応しているか確認しなくてはいけません。自動的に再生しないからといっても、ドライブやPCの故障を疑うのではなく環境を確認することが大切です。
OSに対応したDVD用のソフトがインストールされているにも関わらず、再生しない場合はPC側でバグが起こっている可能性があります。例えば、Windows 10にアップグレードしただけで突然DVDが認識しなくなるという事は珍しくないです。もし、ドライブ自体を認識していない時はコマンドプロンプトを開いてシステムの確認を行います。
コマンドプロントというと方法が難しいと感じる初心者もいますが、意外と簡単なので心配無用です。タスクバーの検索フォームで「cmd」と入力するとコマンドプロントが出てくるので、管理者権限を選択し開いてください。専用コードを入力した後、PCを再起動するとディスクドライブが認識されるようになります。
Windows 8以降の場合は、動画を再生するソフトが標準搭載されていないのでインストールする必要があります。ドライブ自体を認識していても、映像に関する拡張子のデータは認識したり開くことができません。また、他にもMPEG2形式で保存したビデオファイルも閲覧できないので注意が必要です。
ただし、Windowsでは純正のDVDプレイヤーアプリを用意しているので慌てる必要はありません。Windows10で入手する際は、スタートボタンから「ストア」を選びます。そこでアプリを検索し、インストールとユーザー登録をすませるだけで作業は完了です。
Windowsには純正のDVDプレーヤアプリが用意されていますが、有料という問題点もあります。インターネット上には、フリーで利用できるプレーヤーアプリも沢山あるので探してみるのもお勧めです。ただし、フリーのものを探す時は配布元が確かで安心なアプリを選ぶようにしてください。
また、中にはインストールの際に関係のないソフトが自動で入るようになっているものもあります。安いからと飛びつくのではなく、説明や口コミを十分に確認することが大切です。可能であれば、ウィルスソフトを入れてから検索することをお勧めします。再生の仕方自体は、どのソフトやアプリでもさほど変わらないので安心です。
DVDドライブに、メディアを入れたのに動画が再生されない時は設定を確認することが大切です。確認する際は、コントロールパネルを開いてウインドウにある検索ボックスで「自動再生」を入力してください。次の画面で「自動再生」を選び、OSが認識した動画を自動再生するようになっているか確認します。設定したらコントロールパネルを閉じて、ドライブにDVDを入れ直してみます。
それでも認識しない時はドライブのusbを一度抜いたり、PCを再起動してみましょう。ドライブによっては、usbで認識するのに時間がかかることもあるからです。もし、それでもできない時はソフトをインストールし直すことをお勧めします。
PCでDVDが再生できない多くの原因は、ドライブやPCの故障や不具合ではなく環境設定のミスです。環境を正しく設定するだけで、多くの問題は解決してしまいます。慌てて修理に出したり、買い替えをする前に原因を考えて落ち着いて対処することが大切です。設定をしっかりすることで、PCはより一層快適に使えるようになります。
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