/ カテゴリー: Windows Media Player
Windows Media PlayerはWindows 7以降のOSに搭載されているソフトで音楽や動画、CDやDVDなどの再生だけではなく、音楽CDやデータDVDの作成も可能です。 特にバージョン12からはMPEG4とAVCHDのコーデックを搭載しDivxやXvid、H264などが本体のみで再生できるようになったほか、Windows 10ではハイレゾ音声の超高音質再生にも対応しました。
Windows Media Playerを使った書き込み方法は、まずは画面右上の「書き込み」を押してモードを切り替えます。 すると画面下のリストに以前に設定していたコンテンツが表示されることがあるので、問題なければ「リストの消去」を押します。
つづいて画面右側のオプションを表す下を向いた三角を押し、表示されたメニューの中から「データCDまたはDVD」にチェックを入れます。 つづいてブランクメディアを光学ドライブに挿入し、環境により自動再生のダイアログが表示された場合は画面右上の罰印を押して閉じます。
画面左のライブラリからフォルダを選択すると、画面中央に保存されている音楽や動画のファイルがタイトルと共に表示されますが、ジャケットが登録されている場合には一緒にサムネイルが表示されます。 その中から登録したいコンテンツを画面右のリストの欄にドラッグアンドドロップして登録します。
そのすぐ上にはブランクディスクの種別と収録可能な時間のインジケータが表示されているので、登録できるコンテンツの目安になります。 また、書き込む順番を変更したい場合は、リストに表示されているタイトルをドラッグアンドドロップして入れ替えることも可能です。
リストに登録したコンテンツの容量がオーバーした場合は、ディスク2と表示されることがあります。 ここで1枚のディスクに収めたい場合は、削除したいコンテンツを右クリックして「リストから削除」を押して容量を削減することも可能です。
全ての項目を確認し問題が無ければ、画面右上の「書き込みを開始」を押せばブランクディスクへの書き込みが開始されます。 もしも途中で止めたい場合には、「書き込みをキャンセル」を押して中止することも可能です。 プログレスバーで進行状況が確認でき、100%に達したら完了です。
処理が間に合わずに書き込みできない場合は、画面右のオプションを表す下を向いた三角を押し「その他の書き込みオプション」を選択し、書き込みタブに切り替えてから速度のプルダウンメニューで変更します。 デフォルトでは最速に設定されていますが、中速または低速に変更すれば解決できます。
一部のコンテンツにはDRMなどの著作権保護が設定されており、書き込みできない場合があります。 そんな時はアルバムやプレイリストを表示させ、画面上部のアルバムまたはプレイリストを右クリックして「列の選択」を押し、保護のチェックボックスを押してからOKを押し、再びリストに戻って保護の欄が「いいえ」になっていれば書き込みが可能になります。
Windows Media PlayerでもDVDへの書き込みは可能ですが、さまざまな制約があるだけではなくDVDビデオの作成が不可能なのも大きな課題です。 そんな中で登場したDVD Memoryは、もっと簡単な使い方でDVDビデオを作成することが可能です。
ツールを起動して登録したいファイルをドラッグアンドドロップし、本格的な編集やエフェクトの追加も行うことができるほか、再生させた時に表示されるメニューもテンプレートを読み込むだけで簡単に作ることができます。
最後に作成ボタンを押せば自動的にDVDビデオ形式に変換されてブランクディスクに書き込まれ、パソコン以外のプレイヤーでも再生できるDVDが完成します。
Windows Media PlayerはWindows 7以降のOSに標準搭載されていることから、誰もが気軽に利用できる一方でライティング機能は簡易的なものに留まっています。 DVD Memoryであれば、そんなWindows Media Playerの持っている機能を網羅しつつも、もっと簡単な操作でDVDビデオを作成できることから人気が高まっています。
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