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isoファイルをMP4に変換したい場面は多いでしょう。そんなとき、できれば無料で変換したいのではないでしょうか。そこで今回は、isoファイルをMP4に変換できるソフトをご紹介します。簡単な操作ガイドも解説しているので、参考にしてください。
isoファイルとは国際標準化機構(ISO)が定義した光ディスク用アーカイブファイルです。拡張子として「.iso」が使われています。
isoファイルは1枚の光学ディスク内にある全てのデータが含まれていてディレクトリ構造やファイルシステムの管理データまで記録されています。
そこで、isoファイルにすることで、複数のファイルを1つにまとめて扱うことができるのです。また、DVDやCDなどに書き込むことで、同じ内容のDVDやCDを数多く作成できます。
isoファイルをMP4に変換できるフリーソフトを5つご紹介します。
あらゆるメディアを、1000種類以上の形式に変換できるソフト。変換スピードは非常に速く簡単なので、完了するまで長い時間待つ必要はありません。さらに、ビデオを変換しても劣化しないので安心です。
ただし無料版と有料版があるので、まずは無料版で試してから有料版も検討してみてください。
Step 1変換したいisoファイルをドラッグアンドドロップ
Step 2画面の一番下にある「出力形式を一括指定」から「MP4」を選択
Step 3動画の長さを変更したりフィルターをかけたりしたい場合は、お好みで編集
Step 4一番下の「出力先フォルダ」をチャックしたら、右下の「一括変換」をクリックして完了
簡単にisoをmp4に変換する - Wondershare UniConverter
VidCoderはオープンソースで開発されているブルーレイディスクやDVDをリッピングしたり、動画フォーマットを変換したりするソフトです。
DVDやAVI、isoファイルなどを、MP4やH.264、M4Vなどに変換できます。字幕の合成やリサイズ、ノイズ除去などの編集も可能です。さらに日本語に対応しているため、使いやすいでしょう。
ただし、ディスクが暗号化されている場合は対応できないので、気をつけてください。
対応OS |
Windows |
日本語 |
対応 |
開発元 |
RandomEngy氏 |
公式サイト |
Step 1ソフトを起動したら、画面の真ん中にisoファイルをドラッグアンドドロップ
Step 2左下の「出力パスを選択」を押して、変換した後のMP4ファイルの出力先を選びます。読み込みが完了するとファイルの内容が表示されます。MP4への変換設定は以下の様に行います。
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HandbrakeはDVDやBlu-rayのデータ、DVDのisoファイルなどをMP4やMKV、M4Vなどに変換できるソフト。さらに画質の設定や、一部のチャプターだけを抽出して変換することなども可能です。
ただし日本語には対応していないので、英語が苦手な場合はやや難しい可能性があります。不安な場合は、日本語言語ファイルを使って日本語化してみてください。
対応OS |
Windows、Mac OS、Linux |
日本語 |
対応 |
開発元 |
The HandBrake Team |
公式サイト |
Step 1HandBrakeを立ち上げて、「ソース選択」画面で、isoファイルを画面右側にドラッグ&ドロップするか左のメニューから「ファイル」をクリックしてisoファイルを指定します。
Step 2isoファイルの読み込みが完了すると上図の画面になります。
①「概要」タブを選択します。②コンテナは「MP4」を選択します。③変換したファイルの保存先を指定します。④設定が完了したら「エンコード開始」をクリックします。
高速でさまざまな動画ファイルを変換できるソフト。動画の圧縮や、GIFの作成などもできます。
ただし無料で使えるのは無料体験版なので、まずは使い勝手などを試してみてください。
Step 1. 画面中央の「+」マークのところに、変換したいisoファイルをドラッグアンドドロップ
Step 2.「出力形式」をクリックしたら、MP4を選択
Step 3. その後「すべて変換」を押して、変換できたら完了
DVDFab HD DecrypterはブルーレイディスクやDVDをリッピングしたり動画ファイル変換を行ったりするソフトです。
対応OS |
Windows |
日本語 |
対応 |
開発元 |
Fengtao Software Limited |
公式サイト |
Step 1DVDFab HD Decrypterを起動して「リッピング」を選択します。次に画面中央にある「+」をクリックしてisoファイルを追加します。
Step 2 isoファイルの読み込みが完了すると上記のようにサムネイルとファイル情報が表示されます。 「他のタイトルを選択」の右側にあるプロファイルをクリックして、「他のプロファイルを選択」をクリックします。
Step 3MP4を選択して、戻った画面で「開始」をクリックして変換開始します。
XMedia Recodeは様々な動画フォーマットを各種携帯プレイヤー向けに変換出来る無料のソフトです。
対応OS |
Windows |
日本語 |
対応 |
開発元 |
Sebastian Dörfler |
公式サイト |
一般的に使われているほとんどの動画ファイルをプロファイルに登録されているメーカー名とデバイス名を指定するだけで該当のデバイスに適した形式で変換してくれます。詳しい機能は以下の通りです。
Step 1XMedia Recodeを起動し、メニューから「ディスクを開く」をクリックします。ポップアップした画面から「ハードディスク」→「イメージを開く」を選択します。「…」をクリックしてisoファイルを指定します。
Step 2「形式」タブを選択します。プロファイル:カスタム、形式:MP4、ファイル拡張子:mp4 を選択します。通常は「映像+音声」をチェックします。出力方法と保存先を指定します。「リストに追加」をクリック、「エンコード」をクリックすると変換が開始されます。
isoファイルはブルーレイディスクやDVDをディスク単位でまとめたファイルで管理するには便利ですが利用方法や環境によってはMP4の利便性がよい場合があります。以下にMP4に変換する理由をまとめました。
理由1. ファイルサイズの減少
isoファイルよりもMP4ファイルの方が1/5になりますのでストレージの容量節約になります。
理由2. 広く普及しているフォーマット
MP4はほとんどのデバイスで再生出来ますので、知り合いにファイルを送って観てもらう場合にはMP4にするのが安全です。
理由3. 目的とするカットにアクセスしやすい
ディスクが丸ごと収められているisoファイルよりもタイトルもしくはチャプターごとにファイルになっているMP4の方が該当のシーンへ素早くアクセス出来ます。
isoファイルとMP4それぞれの形式で管理やアクセスにメリット、デメリットがあります。利用方法や環境にあわせてisoファイルかMP4かを選択して利用するのがいいでしょう。isoファイルからMP4変換できれば必要になった段階で変換すればいいので2重持ちにならなくてストレージの節約になります。
動画の形式を変換したい場合は、便利なソフトを活用してみてください。isoからMP4以外にも変換したい場合は、UniConverterなどのソフトがおすすめです。対応している動画形式が多岐にわたるので、あらゆる場面で活躍するでしょう。
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