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動画をダウンロードした時やデータのバックアップをとる際に、imgやisoといった拡張子を見つけることがありませんか?これは一体どういったものなのでしょうか。どのように使い分ければいいのか混乱してしまうこともあるかと思います。
ここではimgとisoの使い分け方や変換方法をわかりやすくご紹介いたします。
imgとは、イメージファイルのことをいいます。 イメージファイルとは、ファイルやフォルダの構造をまるごとコピーし、アーカイブ化したものです。
パソコンを例としてご説明します。パソコンにはドキュメントや画像などといったいわゆるユーザーが作成するデータだけがあるのではなく、パソコンというシステムを構成するさまざまなファイルとフォルダが存在しています。 ユーザーが作ったデータやソフトウェアを含む、パソコンのシステム自体をまるごと1つのファイルにしたものをイメージファイル、またはディスクイメージと呼びます。 バックアップとして使用されることが多く、コンピュータのシステムをイメージファイルとして保存しておくことでシステムを復元させるのに役立ちます。
またイメージファイルには、マルウェアに攻撃されにくいという利点があります。 パソコンのシステムバックアップという点でみてみます。 パソコン内部に侵入した悪意あるマルウェアは、データを書き換えてしまったり個人データを抜き取ったりと多大なダメージを与えます。 フォルダの奥まで侵入し、データどうしの連携や歯車を崩してシステムそのものを破壊してしまうこともあります。
しかしバックアップをイメージファイルというひとつのファイルの形で保存しておくことで、バックアップファイル自体がマルウェアに攻撃されるというリスクを下げることができます。 たとえパソコンがマルウェアに感染してしまったとしても、そのイメージファイルを使用して感染前の状態に戻すことも可能です。
どちらもアーカイブ形式のイメージファイルの一種です。その違いは大きく記憶媒体にありますが、この2つは互換性があるため.imgから.isoに変換することも、またその逆も可能です。 対応する拡張子に変更するだけでさまざまな記憶媒体に適用することができます。
それぞれ適している記憶媒体の違いをご説明します。
imgファイルは、SDカードやハードディスクなどディスクにおいて適しています。isoファイルは、CDやDVDなど光学メディアにおいて適しています。世界規格のフォーマットです。
.isoはCDやDVDなどをひとつにまとめたもの、.imgはCDやDVDを含む広義のイメージファイル、という見方もできます。
1.フォルダ内で、ファイルの拡張子(この場合は「.img」)が表示されていることを確認します。
拡張子が表示されていない場合は、フォルダの「表示」タブから「ファイル名拡張子」のチェックボックスを有効にします。
2.imgファイルにマウスポインタを置いたまま、右クリックをし、「名前の変更(M)」を選択します。
3.imgの部分を削除し、isoに書き換えて確定します。
インターネットからwinisoをダウンロードし、インストールしておきます。
1.メニューバーの中から「変換」を選択し、変換ウィンドウを表示します。
2.参照ボタンをクリックし、変換をしたいファイルを選択します。
3.出力フォーマットのドロップボックスから「ISOファイル」を選択します。
4.保存先を指定し、OKボタンを選択するとimgファイルからisoへの変換が実行されます。
imgファイルとは、SDカードやHDDなどディスクで使用されるイメージファイルです。 isoファイルとは、CDやDVDなど光学メディアで使用されるイメージファイルです。 imgとisoは互換性があり、拡張子を変更するだけで変換ができます。 winisoというソフトウェアを用いて変換することも可能です。
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