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ブルーレイディスクはDVDと同じ直径12cmのディスクです。1層と2層のものがあり、1層のディスクでは1枚でDVD約5枚分のデータを保存できます。情報量が大きいハイビジョン映像などの保存に便利ですが、このブルーレイディスクには種類があります。 ディスクの種類を理解し使い分けをすることで、さらに便利に使うことが可能になります。
ブルーレイディスクには「読み出し専用」、「追記型」、「書き換え型」の3種類のメディアがあり、それぞれのタイプによって1層25GB、2層50GB、3層100GB、4層128GBと容量に違いがあります。
まず「読み出し専用」はビーディーロムという名称のディスクで、読み取り専用のためデータの書き換えや追記はできません。用途としてはレンタル・販売用の映画やゲームソフトの収録に使われています。
次に「追記型」はビーディーアール(1層・2層)・ビーディーアールXL(3層・4層)という名称のディスクで、データの読み出しと書き込みができます。また空き容量が残っていれば、後からデータを書き足すことができますが、書き換えることはできません。
最後に「書き換え型」はビーディーアールイー(1層・2層)・ビーディーアールイーXL(3層・4層)という名称のディスクで、データの読み出し・書き込み・書き換えすべてができます。この書き換えはブルーレイディスクの製品によって異なりますが、およそ1000回から1万回ほど繰り返すことができます。
レコーダーでテレビ番組などを録画するときには「ビデオ用」と書かれているディスクを選びます。録りたい番組時間によって選ぶディスクの容量を使い分けます。3時間ほどの番組では2層50GBを選ぶとよいでしょう。
家庭のビデオカメラで撮影した動画やパソコンのデータなどを書き込むときには「データ用」と書かれているディスクを選びます。「ビデオ用」と同様に、書き込みたいデータに合わせて容量を使い分けましょう。
上記の選び方以外に、録画したディスクを長期保管することを目的としているときには「追記型」のものを、一時的な録画の保存を目的としているときには「書き換え型」のものを選びましょう。 なお構造やフォーマットに違いがないので、データ用を録画用に、録画用をデータ用に使用することはできますが、メーカーでは専用のディスクの使用を推奨しています。
DVD MemoryではMP4・MKV・AVIなど150種類の形式の動画をブルーレイDVDフォルダやISO・ブルーレイディスクに書き込むことができます。書き込みできるディスクは一般的なDVD・ブルーレイに対応しています。
この製品は単に書き込むだけでなく、多彩な編集機能も搭載しています。製品に組み込まれた動画編集ツールを活用することで、動画の不要な部分をトリミングしたり、動画を画面に合うサイズにクロップしたりできます。動画のコントラストなどの拡張機能も備わっており、動画をより豊かなビジュアルで作成することが可能になっています。
ブルーレイなどの作成以外にもスライドショー作成や音楽付き写真スライドショー作成、DVD焼き込み機能では、無料の静止画・動画DVDテンプレートが100以上あり、テーマ別に背景画像や音楽・タイトル・サムネイルなどをカスタマイズすることなど、編集機能がとても充実しています。
ブルーレイディスクはDVDに比べて容量が大きく、より映像を鮮明に保存することができます。しかしDVDよりも高価であるデメリットもありますので、ディスクの種類と特徴を理解し、用途に合った選び方をすることが大切です。 またDVD Memoryなどのソフトウェアを活用し、他にないたった1枚のディスク作りをしてみることも楽しみ方の1つです。
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