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光学ドライブを備えたWindows7・Windows8パソコンがあれば、音楽や動画を簡単にCD-Rに書き込んで保存をすることができます。CDはデータ用とミュージック用の2種類があるので、目的に応じて使い分けをすることが大切です。ミュージック用のディスクを作成すれば、CDプレーヤーで音楽や外国語会話の再生ができるので便利です。
CDは昔から広く使われてきた光学メディアで、最大で1枚あたり700MBのデータの書き込みが可能です。CDはデータ密度が低いのですがDVDよりも保存可能な期間が長いので、大切なデータを長期保存するのに向いています。
パソコンであればデータ用とミュージック用の両方のディスクにアクセスができるので、用途に応じてどちらかを選べます。パソコン以外で音楽を聴きたい場合には、ミュージックCDを作成する必要があります。データ用のCDであればOSの基本機能で書き込みができますが、ミュージックCDは専用のソフトが必要です。
Windows7・Windows8の標準機能で光学メディアにデータを記録する方法をご紹介します。
ドライブに書き込み可能な空のディスクをセットして、「マイコンピュータ」の画面を開きます。光学ドライブをダブルクリックするか、自動再生画面の「ファイルをディスクに書き込む」を選択しましょう。
ウィンドウ画面が表示されるので、書き込みをしたいファイルをドロップしてリストを作成します。
画面左上の「ディスクに書き込む」をクリックすると、記録作業が開始します。作業が完了するまでは、パソコンの操作をしないでそのまま待ちましょう。 この方法で作成したディスクは、パソコンやMP3対応プレーヤーでの読み込みが可能です。
DVD Memoryを利用すると、プレーヤーで再生が可能なミュージック・音楽CDの作成ができます。ここで作成する「音楽CD」とは、市販されている音楽CDとほぼ同様の音楽CDであり、ほとんどのパソコンや家庭用CDプレーヤー、車載CDプレーヤーで再生できます。
ドライブに書き込み可能なディスクを挿入してからソフトを起動し、上段右の「CDに書き込み」をクリックします。
「音楽を追加」の画面が開いたら、MP3やWMA・MPEGなどの音声形式のデータをウィンドウ内にドロップしましょう。リストが表示されたら、再生したい順番に入れ替えることができます。曲名をクリックすると音楽が再生されるので、内容を確認できます。
リストの順番を入れ替えたら、画面右下の「作成」ボタンをクリックして書き込みを開始します。作業が終了するまでは、パソコンの操作をしないように注意しましょう。
Windows 7・Windows 8には、標準機能でCDにデータを書き込む機能が付いています。この方法で作成したディスクはデータ用なのでパソコンでは再生できますが、一般のCDプレーヤーでは再生をすることができないので注意が必要です。
パソコンの画面で操作をする際に「CD/DVDプレーヤーで使用する」を選択しますが、実際はMP3対応プレーヤーでなければ再生ができません。この方法で作成したディスクを普通のCDプレーヤーで再生をすると、大きな音が出て聴力を失う危険があります。プレーヤーで再生ができるディスクを作成するためには、専用のソフトを使用する必要があります。
Windowsの標準機能を利用して作成したCDは、MP3対応プレーヤーであれば再生が可能です。ただし対応しているのはMP3のデータのみで、元のファイルがWMAやMPEGなどの形式であれば再生をすることができません。MP3対応のプレーヤーを使用する場合には、あらかじめMP3に変換をしてからディスクに書き込む必要があります。
DVD Memoryはmp3以外のフォーマットにも対応しているので、WMAやAACなどの形式で保存されている音楽データでもプレーヤーで再生をすることができるミュージックCDの作成が可能です。MP3やその他のフォーマットで保存された音楽・音声をプレーヤーで再生したい場合には、Windows 7・Windows 8の標準機能ではなくてDVD Memoryを利用してCD-Rに書き込みをするようにしましょう。
パソコン用のプレーヤーソフトであれば、多くのデータ形式に対応しています。パソコンに保存した音楽をプレーヤーで聴きたい場合には、ミュージックCDを作成する必要があります。DVD MemoryはMP3や他の多くの形式のデータに対応していて、光学ドライブを搭載したパソコンと空のCD-Rがあれば簡単にミュージック用のCDを作成することができます。
> DVD作成の基本とコツ > 音楽CDを作成 > Windows7・8でCD-Rに音楽データを書き込み方法の紹介