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20世紀はビデオテープで映像を見るのが当たり前だと言われていましたが、21世紀に入ってからはDVDやブルーレイで見る人が多くなりました。ビデオテープの映像をDVDにしたいという人も多く、ビデオテープをDVDにする技術を商売にしている店も少なくありません。ここでは、ビデオテープをDVDに入れる方法やおすすめのDVD作成ソフトを紹介します。
ビデオカセットテープをDVDに入れる方法はいくつかあります。
まずは、ビデオデッキで再生してDVDに入れるという方法です。
この方法では、ビデオを再生するためのデッキだけでなくDVDに入れるためのDVDレコーダーが必要です。まずは再生用デッキの出力部分に映像・音声コードの片側を挿します。もう片方は、録画用デッキの出力部分につなぎます。ビデオテープをデッキに入れて、DVDレコーダーにもDVDを入れ再生しましょう。この時、DVDレコーダーの録画ボタンを押すのを忘れないことが大切です。
この方法では、すでに必要なツールが揃っていればお金をかけずにDVDに入れられるというメリットがあります。その反面、ビデオの本数にもよりますが多ければ多いほど完了までに時間がかかるという点に注意しなければなりません。
次に紹介するのは、VHS・DVD一体型のレコーダーでDVDに入れる方法です。
この方法ならば、最初に紹介した方法で必要な映像コードは不要です。再生も録画も一台でできてしまうので、配線に詳しくない人でも簡単にできると言われています。まずはビデオテープを再生用デッキに入れて、DVDを録画デッキに入れます。再生し録画ボタンを押して録画するだけの手順です。上述の通り、コードだけでなくモニターも不要なので簡単にDVD化したいという人に向いています。
最後に紹介するのは、ビデオをデータにしてパソコンに保存しそこからDVDに入れる方法です。
用意するものはビデオデッキとパソコン、さらにはUSB接続できるビデオキャプチャーです。ビデオキャプチャーとビデオデッキ、パソコンを同時に接続してビデオキャプチャーに付属しているソフトを使って、ダビングを行います。ダビングされたデータはパソコンで取り扱えるので、好きな部分だけをDVDに入れることもできます。そのため、他の方法に比べて自分好みのDVDにできるというメリットがあります。その反面、準備するツールが多いという点に注意しましょう。
いくつかの映像を好きなように組み合わせてDVDにできるソフトがあります。DVD作成ソフトと言われているのですが、その中でも特におすすめなのがDVD Memoryです。
ビデオテープをパソコンに取り込んで、映像を編集してメニューやチャプターなどを組み合わせることもできます。さらに、字幕を追加したり音楽を調整する機能も備わっておりワンクリックで作成できるため、操作に詳しくない人でも簡単に使用できると言われています。基本的には有料ですが、体験版は無料で利用できるためまずは試しに利用してから購入する人が多いです。
使い方ですが、最初にソフトを起動させてDVDディスクを作成を選択します。次にソース画面が表示されるので、取り込んだ映像を追加しましょう。メニュー画面では映像を自由に選ぶことができ、最終的にはプレビューで確認できるので安心です。最後に設定をしてから作成をクリックすれば、DVDの作成が行われてデータが保存されます。昔の映像でも高画質で保存されると人気です。
ここで紹介した方法の他にも、ビデオテープをショップに送るだけでDVD化ができる方法もあります。しかし、ビデオの本数によっては自分でするよりも高額になる可能性があるため事前にどれくらいの予算でDVD化するのかを決めておくと良いです。方法次第では簡単にできてしまうので、どの方法でやるのかをじっくり検討することも大切です。
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