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OS X El Capitanが登場している今よりも十数年前は、ビデオカメラで撮影した映像やインターネット上の動画をダウンロードしてDVD作成をするなんて誰でもできることではありませんでした。
そもそもパソコンの普及率もMac OS X 10.11 El Capitanが登場している今よりも低すぎましたので仕方のないことだったのかもしれません。その当時から十数年が経過した今では一家に一台以上パソコンを所持することが当たり前のようになり、DVD作成をするなんて誰でもできることになりました。初心者の人でもそれらのことを簡単にできるようにしてくれるソフトが充実しているのです。
私も初心者の一人ですが、様々な動画をMac OS X 10.11 からDVDに焼きます。その時に使用しているソフトとして「DVD Memory(Mac版旧名:DVD Creator)」は欠かせません。
「DVD Memory」の特徴ですが、なんといっても扱いやすさです。動画のみならず画像も読み込めますし、ファイル形式もとても多くのものを取り込むことができます。別のソフトで形式を変換してから取り込まなくてはならないという手間は必要ありません。さらには動画や画像スライドのちょっとした編集もできるようになっています。DVD再生メニューを作ることもできますので、オリジナリティ溢れるDVDが出来上がること間違いありません。
では、「DVD Memory」を使ったDVD作成手順を簡単に紹介してみたいと思います。
「+」ボタンをクリックして動画や画像を追加することも、動画や画像をドラッグ&ドロップして直接追加することもできます。追加したものは画面右に上から順に表示され、画面左では選択しているファイルの内容を確認することができるようになっています。
また、上から順に再生されるようになっていますので、順番を変えたいと思ったら対象のファイルを選択し、左下にある「↑」、「↓」をクリックして上下に移動させましょう。
編集を加えたいファイルを選択し、選択したファイルの右下に出ている「編集」をクリックしてみます。動画であればクロップ、効果、トリム、透かし、回転の五つの編集を加えることができます。動画の編集画面では左側に編集適用前の映像が、右側に編集適用後の映像が同時再生されるので、常に確認しながらの作業ができるでしょう。画像であればトランジション、テキスト、BGMの三つの編集を加えることができます。
DVDメニューは画面にある「メニュー」をクリックします。そして、画面上に出てくる「メニュー」、「フレーム」、「ボタン」、「テキスト」をクリックして一つずつ設定してみましょう。それぞれのテンプレート素材が豊富に用意されていますので、お気に入りのものを組み合わせて個性溢れるDVDメニューを作ってみましょう。
「DVD Memory」のHPでは他にテンプレート素材を無料でダウンロードできる項目がありますので、気になる方はそちらでダウンロードしてみましょう。
空のDVDを挿入し、DVDディスクにチェックを入れ、DVD名を決めましたら「保存」をクリックします。焼き終わればDVD作成の完了です。
特に難しいことは何もしていませんが、簡単にDVDを作ることができました。実際にDVD再生機器で再生してみるとDVDメニューもしっかり機能しています。「DVD Memory」はそれぐらい初心者にも扱いやすいソフトですので、Mac OS X 10.11 El Capitanを使っていてDVDを作りたいと思った方は是非使ってみてはいかがでしょうか。
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