/ カテゴリー: 写真スライドショーの作り方
結婚披露宴で再生をしたり動画投稿サイトなどに投稿するコンテンツを制作する場合に、写真スライドショーを作成する方法があります。写真スライドショーであれば元のビデオがなくても簡単に作ることができますし、BGMやエフェクトを加えることで視覚・聴覚に訴える動画を制作することができるからです。作成したビデオを結婚披露宴などで再生したり、親戚・友人などに配布する場合にはDVDに焼いておくと便利です。
「DVD Memory(Windows版旧名:ブルーレイ・DVD簡単作成!)」を活用すれば、手元にある写真データを利用して簡単に写真スライドショーのビデオを制作することができます。これに加えて作成したビデオをDVDに焼いて、AV機器で再生することも可能です。簡単な写真スライドショーのビデオであれば、1~2時間もあればコンテンツを制作してからAV機器で再生するために光学メディアに焼くことができます。
フリーソフトでも写真スライドショーを作成することができるツールがありますし、光学メディアに焼くためのソフトも無料で配布されています。ただしフリーソフトの場合は海外製で英語やドイツ語で操作をしなければならなかったり、複数のソフトを組み合わせる必要があります。
これに対して「DVD Memory」であればコンテンツの制作からAV機器で再生するためのオーサリング処理・メディアへの書き込みまで、必要なすべての機能を備えています。日本語でサポートされているので、初めて動画コンテンツを作成する方でも簡単に操作できます。
ソフトを起動するとメニュー画面が表示されるので、右下の「その他のDVDツール」をクリックします。左から2番目の「写真スライドショー」を選択すると、編集画面を開きます。
点線の枠内に写真のファイルをドロップするか、+マークをクリックして元の画像をインポートします。画面右側にサムネイルが表示されるので、矢印のボタンを操作して表示させる順番を入れ替えておきます。
編集画面を操作すればスライドショーを作成できます。編集画面では、それぞれの写真を表示させる時間の指定・文字やBGMの追加などの操作ができます。画像ごとに、明るさやコントラストの調整などをすることも可能です。
最後に保存先ディレクトリ・ファイル名・縦横比を指定して、「mp4として保存」をクリックして完成したコンテンツをMP4形式でパソコンに保存します。ファイルを保存したら、一旦プログラムを終了しておきましょう。
写真スライドショーが完成したら、光学メディアに焼きます。別のソフトを利用して制作したコンテンツでも、ソフトが対応するフォーマットで保存されていれば問題なく書き込みができます。
ソフトを起動して、「ワンクリックでDVDを作成」を選択します。点線の枠内に、制作した写真スライドショーの動画ファイルをドロップしてインポートしましょう。
設定画面が開くので、書き込み可能なディスクをドライブにセットしてからディスクラベルを入力します。他の項目はデフォルトで構いません。プレビュー画面を開いて再生して確認することができます。
下の「作成」ボタンをクリックすると、光学メディアへの書き込み作業が開始します。書き込み作業が終了するまでは、パソコンを操作しないように注意しましょう。完成したディスクは、DVDデッキで再生することができます。
もしDVDテンプレートをつけたい場合は、「DVDディスクを作成」という機能を利用してください。テーマ別に100以上用意され、BGMをつけたり、テキストを入れたりすることが可能です。
「DVD Memory」は、写真スライドショーの作成とDVDディスクへの書き込みの両方の機能を備えています。動画投稿サイトなどにアップしたい場合には、光学メディアに書き込まずにMP4形式のビデオをそのまま利用することができます。別のソフトを使用して制作・保存された写真スライドショーのデータからディスクを作成して、AV機器で再生することも可能です。
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