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vlcでdvdを見ようと思ったのに再生できなくてどうしたら良いか途方に暮れてしまったというケースはしばしば起こっています。vlcで再生できないことはないと思われがちですが、トラブルとして決して少ないものではありません。この記事ではvlcでdvd再生ができなかったときに何が原因としてあり得るのかを網羅的に紹介していきます。
始めにvlcとは何かを確認しておきましょう。vlcとはVideo LAN Clientの略称で、vlcメディアプレイヤーのことを指します。vlcメディアプレイヤーはwindows10で動作する汎用性の高いソフトで、DVDやCDだけでなく様々な種類の動画フォーマットに対応しているのが特徴です。コーデック対応の幅が広いことからほぼあらゆる動画や音声を再生することができます。早送りや巻き戻し、イコライザやビジュアライザなどの様々な機能があることからWindowsユーザーの間で高い人気を誇っているメディアプレーヤーです。そのため、dvdの再生にもよく用いられていますが、しばしば再生できないトラブルが発生しています。
vlcでdvdが再生できないときには以下の原因が考えられます。
vlcでdvdが再生できないときにはDVDドライブが壊れている可能性があります。Windowsでそもそもドライブが認識されていない場合も壊れていることがありますが、認識はできていても再生できないことはあり得るので注意しましょう。この場合にはドライブ自体を修理に出すか買い替えて対処する必要があります。
vlcでdvdが再生できないときにはDVDドライブの接続不良のことがあります。外部ドライブの場合には特に多いミスなので接続を確認してみましょう。抜き差しをし直すだけで改善することも少なくありません。USBの場合にはUSBポートを入れ替えてみたり、コンピューターを再起動したりすると改善することもあります。
自分で作成したDVDの場合にはDVDに書き込んだときにエラーが発生しているのが原因でvlcで再生できない場合もあります。作成し直してみると改善する可能性がありますが、その前にDVDの内部を見てみてファイルが入っているかを確認しましょう。再生しようとしている動画や音声がそもそも入っていないようならやり直しが必要です。
dvdが再生できない原因にはDVDメディアの物理的な破損もあり得ます。見た目で傷が付いていなかったとしても繰り返し再生しているとだんだんと劣化していて再生できなくなる場合があるので注意しましょう。破損の仕方によってはメディア自体は無事なこともありますが、ドライブに全く認識されなくなる場合もあります。
vlcでdvdが再生できない原因として比較的多いのが、DVDに入っている動画や音声のファイルが破損しているケースです。書き込みで失敗したときやメディア自体の物理的破損のときにも起こり得るトラブルです。ファイル自体は存在していても認識できなかったり、動画の映像部分は無事でも音声がなくなっていたりするので症状も色々あります。vlcではデータの修復はできないので、動画の修復に強いデータ修復ソフトを使って直すのが良い方法でしょう。Recoveritは代表例として知られているのでファイルの破損が見られた場合には使ってみるのがおすすめです。
vlcでdvdが再生できないときには原因に応じた対応が必要です。DVDドライブやその接続に問題がない場合にはDVDメディアに含まれているファイルが破損している可能性が高いでしょう。その際にはRecoveritを使って修復するのが誰にでもできるくらいに簡単なのでおすすめです。原因がわからないときにも修復を実行すると改善されることがあるので試してみましょう。
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