Windows10でPowerDVDが正常に動作しない&DVDが再生できない時の対処法解説

はじめに

PowerDVDは単体での販売だけではなく、PCや光学ドライブにバンドルされているケースも多いです。

なので、多くの人がDVDを再生するのにPowerDVDを使っているかと思います。

PowerDVDが多く使われているとなかには再生できないという不具合を経験することもあるようで、Yahoo!知恵袋などで「DVDが再生できない」といったヘルプを求める投稿が散見されます。

今回はPowerDVDが正常に動作しない時やDVDが再生できない時の対処法について解説します。

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• 豊富なフィルター、タイトル、トランジション搭載
• 高性能なビデオ編集機能付き
• スライドショー作成、音楽CD、無劣化でデータディスク作成
• 保存形式は自由に選択可能。DVDディスク、DVDフォルダ、またはISOイメージファイルの書き込みに対応

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Part1. PowerDVDでDVDが再生できない原因と対処法

PowerDVDでDVDが再生できない場合の原因について、DVD・パソコン・PowerDVDに分けて説明します。

DVD側

原因-1) DVDのメディアとフォーマットが未対応
インストールされているPowerDVDが対応していないメディアもしくはフォーマットの場合は再生できません。
対応しているメディアとフォーマットについてはCyberLink社の「FAQ (よくあるご質問)」で検索して確認してください。

対処-1) バージョンアップできるのなら実施して再生できるかを確認してください。それでも再生できない場合は別の再生ソフトを使うか、別のソフトで変換をして再生してみてください。

原因-2) DVDに汚れもしくはキズがあるため
DVDに手指の指紋やキズがある場合は程度に寄りますが、再生できない場合があります。

対処-2) DVDをメガネのレンズふきに使う柔らかい布で汚れを拭き取ってください。
原因がキズの場合はDVDメディアを交換するか別のDVDドライブで再生できるかも知れません。

パソコン側

原因-1) Windowsの不具合

対処-1) Windows Updateで、更新プログラムの適用をしてください。

原因-2) グラフィックドライバーの不具合
グラフィックドライバーに不具合が発生した場合は画面が正常に表示されなくなります。

対処-2) ドライバーのリセットもしくは更新を行ってください。
グラフィックドライバーをリセットするには、【Windows】＋【Ctrl】＋【Shift】＋【B】を同時に押します。

グラフィックドライバーを更新するには「デバイスマネージャー」を呼び出して、「ディスプレイ アダプタ」を展開して、該当するデバイスドライバで右クリックしてドライバーの更新を試してください。

PowerDVD側

原因-1) 3Dメディアに未対応
PowerDVD 20/365では3D再生機能が削除されています。

対処-1) 3D再生機能を利用したい場合は別のソフトを利用する必要があります。

原因-2) 最新のパッチが適用されていない
PowerDVDの最新パッチにはWindowsの更新に対応したものが含まれている場合があります。適用されていない場合に再生できなくなることがあります。

対処-2) 最新のパッチを適用します。

Part2. PowerDVDの代替DVD プレーヤーおすすめ【無料版】

UniConverter

概要と特徴

UniConverterはWondershare社が開発している動画変換ソフトです。
動画変換だけではなくDVDを含んだ様々な動画ファイルを再生することができます。

DVDメディアの再生以外にISOイメージやDVDフォルダ、IFOファイルも再生することができます。

また、再生中の画面をスクリーンショットすることができます。再生中に音声トラックや字幕を変更することができます。

さらにDVDのコンテンツを転送して、動画編集や圧縮、変換することができます。

デメリット

DVDの再生は無料で利用できますが、動画変換やダウンロード機能をフルに利用するには有料版へアップグレードする必要があります。

VLC media player

概要と特徴

VLC media playerはオープンソースで開発しているマルチメディアプレーヤーです。
多くのOSで動作するマルチプラットフォーム対応です。

DVDの再生以外にISOイメージやDVDフォルダ、INFOファイルの再生も可能です。

ほとんどの動画形式に対応していて、再生時に色味補正や回転・反転などを行うことができます。

また、字幕の切り替えや音声トラックの切り替えを行うことができます。

デメリット

機能が豊富なため、操作に慣れるにはある程度時間が必要となります。

GOM Player

概要と特徴

GOM PlayerはGOM & Company社が開発している無料で使えるメディアプレーヤーです。
DVD以外にMP4やAVI、MKV、FLVなど様々な動画形式に対応しています。

Windows版では360°動画をVRモードで再生することができます。
また、10年以上のデータが蓄積されたGOM Player字幕資料室があり古典から最新作の映画までの字幕を表示することが可能です。

デメリット

過去にウィルス感染事故があったことと、問題が疑われているソフトを同梱しています。

5KPlayer

概要と特徴

5KPlayerはDigiarty Software社が開発している無料のメディアプレーヤーです。
DVD以外にISOイメージやDVDフォルダ、様々な動画形式に対応しています。

高画質の8Kや4K動画、360°動画も再生可能です。
また、AirPlay & DLNAに対応していますので、ミラーリングでテレビの大画面で再生することができます。

デメリット

CDとブルーレイディスクの再生ができません。

Media Player Classic–Home Cinema

概要と特徴

Media Player Classic–Home Cinemaはオープンソースで開発されているメディアプレーヤーです。

DVD以外にMP4やMKV、WebMなど様々な動画形式に対応しています。
区間リピートや再生速度調整、色味補正などの機能を持っています。

デメリット

最終更新が2015年6月でストップしています。

Part3.まとめ

PowerDVDが再生できない場合の原因と対処について解説しました。
また、PowerDVDの代替となるソフトについても紹介しました。

紹介したソフトの中ではUniConverterがオススメです。DVDを再生するだけでしたら無料で利用できますし、動画編集などが必要になったらお試しで利用してみて気に入ったら有料版にアップグレードすれば使い慣れたソフトで幅広い作業ができます。